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山口 康市; 塚本 善紀*; 町 末男
JAERI-M 5455, 43 Pages, 1973/11
高密度ポリエチレンに電子線照射を行なった後にロール圧延すると、へ一ズ値5%以下の透明ポリエチレンシートが得られる。ロール圧延温度の上昇と圧延比の増加はへーズ値を減少させ、圧延前に溶融急冷処理を加えると透明性は更に向上する。透明性の熱安定性はゲル分率約5~20%のものが最も良い。透明性の向上した橋かけ圧延ポリエチレンの構造と物性についても検討を加えた。広角線回折の結果、C軸はロール圧延比の増加につれて配向性は良くなるが試料厚み方向に分布を有していることが判った。DSCの吸熱頂点温度は放射線照射とロール圧延により低温側へ移行する。また密度、MI等についても検討した。透明性ポリエチレンの用途と需要について調査した結果、月間約1000トン程度と推定された。また加工費は28.5円/kg(6.8円/m)程度と試算された。